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便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞(ICEF15)の第Ⅲ相試験で最初の患者さまへの投与が完了

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2023年12月14日、1例目へ無事投与完了、
さらに国内2例目への投与準備も進行中

便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ノビック・コーリン(Colin Lee Novick)、シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は、便失禁を対象とした自家由来の筋芽細胞から成る細胞治療製品(ICEF15)を用いた第Ⅲ相試験において、12月14日に、日本で最初の患者さまへの投与が完了いたしましたことをお知らせいたします。

本試験は便失禁のうち切迫性便失禁を対象とする多施設共同プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験であり、ICEF15の有効性と安全性を検証・評価するものです。組入れ基準に適合した患者さまは、2つの群(治験薬・プラセボ)に1:1で割付られます。主要評価項目は、投与12ヶ月後における便失禁頻度の投与前からの変化です。

イノバセル株式会社 代表取締役 CEO ノビック・コーリンのコメント

第Ⅲ相試験の国内初投与の完了を年内にお伝えでき、大変喜ばしく、また一方で安堵しています。まずは本治験への参加を決意くださった患者の皆さまに感謝の意を伝えたいと思います。そして、コロナ禍を経てこの日を迎えるために尽力くださった皆さまに、この場を借りて申し上げます。

A very big “Thank you!” and “Otsukaresama” to the doctors and support staff at the hospital and our team, most importantly to the first Japanese patient to be participated in and dosed with ICEF15!!!

ICEF15について

患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の治療を目指す製品です。

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