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便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞(ICEF15)の第Ⅲ相試験で最初の患者さまへの投与が完了

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スペインでの2名への投与を皮切りに、
さらにスペイン・ブルガリア・スウェーデンで投与予定

便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ノビック・コーリン(Colin Lee Novick)、シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は、便失禁を対象とした自家由来の筋芽細胞から成る細胞治療製品(ICEF15)を用いた第Ⅲ相試験において、9月20日にスペインにて、最初の患者さま2名への投与が完了いたしましたことをお知らせいたします。

本試験は便失禁のうち切迫性便失禁を対象とする多施設共同プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験であり、ICEF15の有効性と安全性を検証・評価するものです。組入れ基準に適合した患者さまは、2つの群(治験薬・プラセボ)に1:1で割付られます。主要評価項目は、投与12ヶ月後における便失禁頻度の投与前からの変化です。

イノバセル株式会社 代表取締役 CEO ノビック・コーリンのコメント

第Ⅲ相試験の最初の投与はスペインとなりました。本治験への参加を決意くださった患者の皆さまに感謝の意を伝えたいと思います。引き続きスペイン、そしてブルガリア・スウェーデンでの投与と進んでいく計画となっております。各国での試験遂行に注力するとともに、日本での進展を皆さまにお伝えできるよう努めて参ります。

ICEF15について

患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”によって筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の治療を目指す製品です。

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