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便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞(ICEF15)の第Ⅲ相試験で日本初の患者組入れ

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欧州では投与例も着々と増加

便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:コーリン・ノビック(Colin Lee Novick)、シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は、便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞から成る細胞(ICEF15)を用いた第Ⅲ相試験において、日本で最初の患者さまが組入れられたことをお知らせいたします。

この患者さまの組入れは、便失禁のうち切迫性便失禁を対象とする国際共同治験である「便失禁患者に対する骨格筋由来細胞移植療法:第Ⅲ相無作為化、プラセボ対照、二重盲検2群間比較臨床試験」(以下、本試験)で、日本における一例目となります。

本試験は、全体で290例の患者さまを2つの群(治験薬・プラセボ)に1:1に割付け、ICEF15の有効性と安全性を検証いたします。主要評価項目は、投与12ヶ月後における便失禁頻度の投与前からの変化です。

イノバセル株式会社 代表取締役 CEO コーリン・ノビックのコメント

第Ⅲ相試験の日本における最初の組入れをご報告できて、大変嬉しく思うと共に、社内外の皆さまのご尽力にこの場を借りて御礼申し上げます。欧州ではスペイン、ブルガリアやドイツなどで投与が行われており、今後も引き続き、本治験の参加国11カ国全てでの患者組入れ、投与を順次進めて参ります。

ICEF15について

患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の治療を目指す製品です。

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